2012年11月5日月曜日

公益社団法人日本青年会議所 日本国憲法草案を読む 前文

この数カ月、産経新聞が創刊80周年を記念して、憲法改正草案に着手しています。
 
まずは、現行憲法の問題点を、具体例を挙げながらあぶり出してくれています。
なかなか読みごたえのある記事。
 
尖閣で、他国から侵入した船の取締りを海上保安庁が制限されていたとは。。。

公益社団法人日本青年会議所の憲法草案がつくられたことも、産経新聞に全面広告として掲載されていました。産経だけなのは、考えているスタンスが同じだからなのか、広告費が安いからなのかどうかは、わかりません^_^;

公益社団法人日本青年会議所の憲法草案解説書の表紙には、こう書かれています。

国民の生命と財産を守るために、

今 国民ひとりが自主的に考えよう


東日本大震災直後から今までの1年8ヶ月をみても、憲法を ”不磨の大典” とはせず、いろいろ議論したほうがいい、という考えに賛成です。自主的に考える、という表現も好感が持てます。



JC憲法草案の前文をみてみましょう

日本らしい前文

日本の地理的意義、成り立ちや歴史・伝統を重んじ、その古くから受け継がれた日本固有の精神性を明記。そして、主権国家・独立国家として日本国民が国を想い自主的に創られた憲法であることを強調しました。

ここで、解説書の中に上杉謙信公がでてきます。

具体的には、聖徳太子の十七条憲法にある「和を尊び」や上杉謙信などが唱える武士道精神「公の義」、永久に皇統が続く意味の「万世一系」という文言及び明治政府の基本的方針「五箇条の御誓文」を敢えて全文に組み入れました。

とあります。
聖徳太子と上杉謙信公、明治政府がでてくる条文 いいですね

読んでみると素晴らしい憲法の前文! 
背筋を延ばさずには居られません。。。

和を尊び、他者を慮り、公の義を重んじ、礼節を兼ね備え、多様な思想や文化を認め、独自の伝統文化に昇華させ、豊かな社会を築いてきた。


欽定憲法(明治憲法)の方が、現憲法より国家としてのあり方やこうありたい、とする姿が分かる、と書いていたのは、鶴岡出身の渡部昇一氏。 

憲法とは、国のあり方 国が従う決まり

各方面からの憲法論争に期待したいです

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